レーザー脱毛について

本日はレーザー脱毛についてです。
「医療機関とエステティックサロンでの脱毛の違いとは?」という議論を耳にします。
厚生労働省は、「レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為」を医療機関で行うレーザー脱毛と定義づけています。
一方、経済産業省は、「エステティックサロンで行われている美容レーザー脱毛は、エステティックのスキンケアの一環として行うもので、美容上好ましくないむだ毛の手入れをする除毛・減毛を目的とするもの」と定義づけています。
分かりにくい定義だと思いますが、重要なのが「毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する」ものかどうかという点です。毛乳頭は毛根部にあり、毛の成長を促すところです。当然、そこを破壊すれば毛は成長しませんので脱毛となります。これができるのが医療機関でのレーザー脱毛です。確かに人間の組織を破壊する行為ですので医師の管理下で行いたいですね。
エステティックサロンでは上記の破壊行為は行えませんので、減毛という言葉を経済産業省は使っているのだと思います。毛を成長させる組織を破壊する行為は行えないので、その通りだと思います。
どういった目的でむだ毛を処理したいのか?ここをユーザー側もハッキリしなければなりませんね。むだ毛が生えてこないようにしたいのか、むだ毛を少なくしたいだけなのか。
我々もこういったレーザー脱毛の違いをユーザーの皆さんが正しく認識していただけるように情報を伝えていくことも使命だと思っています。
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